何を優先すべきか
前回の投稿からだいぶ期間が空いてしまいました。
と言うのも、最近はなにかと考えることが多く、頭が回らず、気分も乗らない日々が続いているからである。
働く上で重視することは何か。
働く上で求めることは何か。
自問自答の繰り返し。
とにかく現状を改善したかった。
と言えば聞こえは良いが、ただ目の前のことから逃げたかっただけであった。
転職後の仕事は、簡単に言えばルーティーンワーク。ガチガチのマニュアルのもと、与えられた仕事をこなす毎日。
残業もほとんどなく、それなりに大きい会社なので待遇もそれなりに良い。
良く言えば、効率的でクリーンな会社。
悪く言えば、面白みに欠ける。
今はそう感じている。
「自分は何のために働いているのだろう。」
残念なことに、そう思うことが前職より多い気がしてならない。
あれ?転職失敗した?
まだ働いて6ヶ月で、確定したわけではないが、7割は間違いないと思った。
これまで転職活動について何度か記事を書いてきたが、誰でも当てはまる活動の仕方であった。
そもそも、仕事の価値観なんて千差万別。
自分の気持ちや思いを見つめ直すことが最も重要だと今は反省の日々。
正直わたしは金に目が眩んでいた。
早く就職しなくちゃ!
景気に左右されない仕事!
それなりに大きく名の知れた会社!
今より年収UPさせなくちゃ!
この薄っぺらい目標で転職活動をしていた。
目標は達成でき満足はしている。
いざ新しい会社で、新しい仕事をしてみて思うことはただ一つ。
「こんなはずではなかった。」
自分なりに仕事内容を調べたつもりだが、やはり外から見ていた仕事と、内側から見る景色は別物だった。いわゆるギャップだ。
もちろんお金は大事。
安定した収入があれば、心にゆとりが生まれ、精神的にも安定はするであろう。
しかし、この先何十年と仕事をしなくてはならない。
そこまで興味がある訳でもない仕事内容を、
無感情でこなしていくか、
はたまた、収入はそこまでではないが、
興味がある仕事を続けていくか、
意見はさまざまだが、私に当てはまるのは後者だった。
今思えば、前職は単純に楽しかった。
毎日仕事に追われながらも、笑顔はあった。
やりがいもあった。
現職では単なるロボット。
笑顔なんてない、笑顔さえ忘れてしまった。
こんなの結局は言い訳でしかならないし、
笑いのネタ。
考えても考えても後悔ばかり。
後悔先に立たず。
人生失敗。
プライド
転職して2ヶ月が経過。
【配属された現場の部門構成】
・ひとつ年上のチーフ
・入社1年未満の同業種で経験のある転職者
(サブチーフ)
・4月入社の新入社員(高卒)
・長く働いているであろうパート&アルバイト
肩身が狭い日々で、必要最低限の会話で孤立した日々。まぁ自分で選んだ働き方ではあるから文句は言えない。
しかし、私は他の会社での経験は一応ある。
その為、いい面でも悪い面でも、色々なところに気づくことが多々ある。
【教育に関する件】
私は前職では、現場を円滑に回すための、アルバイト・契約社員の教育指導をメイン職務として働いていた。
その為、指導力については、自己肯定感が低い割には自信があった。
これが、1つ目のプライド。
話し方、相談しやすい雰囲気づくり、モチベーションを下げない為の教育……。
自分の経験から独学で、最善の教育指導をし、身につけてきたつもりである。
だが、配属された現場のチーフは、私からしたら全くの指導力の無さに落胆してしまった。
私は色々なことを引きずるタイプ。
悪く言えば根に持つタイプである。
ここでは割愛するが、長く指導に携わってきた身からしたら、気になる、気に触る点が多すぎた。
「良いチーフがいる現場はやりやすいよ。
俺はハズレのチーフだから……」
これを聞いて私はこう思った。
「思っていても、あなたがそれを口にしてはいけません。部下のモチベーションを下げるだけです。生産性が無くなります。」
【社会人4年目25歳、18歳新入社員から教わる】
これに関しては仕方がない事ではある。
割り切るしかない。
だが、売上に関して話された事には、心の中で笑ってしまった。
数字に関しては、年間2億の予算を管理していた私の方が強いのでは?
社会人としては先輩である、というちっぽけなプライドが認知の歪み、性格の歪みを悪化させている現状がある、と認識している。
なお、その新入社員は他現場へ異動した。
【ご意見に対しての認識の違い】
現職ではきっちりとしたマニュアルがある。
働きやすい反面、融通の効かないマニュアル人間も多いと推測する。
ある日、お客様からクレーム&ご意見を頂いた。
その件に対して、責任者クラスの者に報告。
結果、私らはマニュアル通りやれる事をやったにも関わらず、まだ知らない用語を多用され、畳み掛けられ、私が怒られた。
お客様のご意見を微塵も汲み取ろうとしなかった事に腹が立った。
なぜ、責任者クラスもマネジメント力がないのでしょうか??会社の教育指導体制を疑った。
前職は公務員と共に、準公務員的な権限で働いていた私の、「市民の声にできる限り応える」という考え方が悪いのでしょうか?
なんだか、愚痴を吐き出してしまい、
気分を害された方は大変申し訳ございません。
毎日、腑に落ちないことばかり。
これじぁやってけないことが目に見えている。
くだらないプライドなんて捨てればいいのに、捨てきれない葛藤。
社会で生きていくのが辛い。
転職して1ヶ月のわたし
8月1日より転職先で勤務を開始した。
前職と比べたら、上場ホワイト企業でそれなりの「安定」を手に入れたと思う。
「さぁ、定年まで働くぞ!」
そんな意気込みと、ワクワクした気持ちで働いていく、、、はずだった。
未経験で中途入社、それなりの覚悟をもって入社したつもりだ。
一応、社会人を3年経験している。
仕事を早く覚え、積極的に、分からない事はこと細かく聞いて、ハキハキと印象良く仕事を進める。そう心掛けながら日々の業務に勤しんでいる。
しかし入社して1ヶ月、早くも心が泣いている。
仕事は前職同様、サービス業(小売)。
8月は繁忙期らしく、入社して間もなくお盆商戦の始まり。仕事内容もあれだけ調べたのにも関わらず、思っていたより相当ハード。
それに加え、前職のポータブルスキル(接客スキル)なんて全く役に立たない感じだ。
体力には自信があったが、お盆商戦の6連勤を終え2連休。あれ??体が動かない。
寝返りができない、屈むことができない、トイレお風呂が一苦労な程に、腰を痛めてしまった。
重たい段ボールを一日中運び、中腰姿勢での作業。早くも私の腰は砕けてしまった。
これって労災でるのか?
それ以前に保険証ができていないので、医者にも行けずに、せっかくの2連休をベットの上で痛みと戦っていた。
2連休明けの勤務。
痛みを隠し、アドレナリン出して、「無」で働いた。とりあえずこれからは、言われたことを淡々とこなし、何も期待をしない。協調性を捨て、無感情で働く。そう決めました。
サービス業としてあるまじき行為に近いが、そう決めた途端、少しだけ楽になった。
多分、これから何十年も働く。
前職のようにやっていたら多分10年も持たずにまた潰れるだろう。自分のキャパがわかったからこそ、このような考えに至った。
今は目の前の事だけで精一杯。
転職活動の実際②
今回は実際の転職活動を通して思ったことや、どんな内容のものだったかを記録したいと思います。誰かの転職活動の参考になれば嬉しいです。
前回の「転職活動の実際①」で述べたように、転職活動で重要になってくるのは自己分析です。
まず初めにハローワークの資料、ネットの記事、YouTube、転職サイトの記事をとにかく読みまくりました。そこから、自分の強みやポータブルスキル、前職の棚卸しをし、自己PRと志望動機を作成しました。
使用した履歴書はネットからダウンロード。
自己PRと志望動機がメインのものを使用。
次に面接対策。
YouTubeで「転職 面接」で検索。
ひたすら見まくり、想定される質問を10個以上は用意して、質問と回答を話し言葉でノートに一言一句書く。そして、それを声に出して練習する。
私には練習相手がいなかったので、鏡を見て表情を意識しました。面接はマスク着用でしたが、目力や声の大きさを意識しました。
ここで思ったのが、YouTubeや他の面接対策の記事では、一問一答で面接が進む前提ですが、実際のところは全然違いました。
「まず初めに自己紹介・自己PRをお願いします」
こんな始まりは一回もない。
転職活動最初の面接は、構えてたが為に言いたいことは全然言えませんでした。
実際には、面接官が履歴書をみて確認みたいな感じで、詳しく話したり、話を広げたり、聞きたいことは一問一答で聞かれる感じ。
一概には言えませんが、受けた企業はこんな流れでした。
そして、自己分析と同じくらい大事なのが企業研究。
企業のHPは穴が開くほど読み、他社との比較や業界の記事チェック、口コミのチェックは欠かさず読みました。
面接の最後に「何が質問はありますか?」は必ず聞かれるのだが、そこで自分なりの考えを他社比較で質問するのが好印象。
その為にも企業研究は疎かにできません。
「備あれば憂いなし」この一言に尽きる。
万全な準備をしておけば、何が質問されても自信を持って応えることができると思います。
そして、ハキハキと元気よく面接できれば、少なくとも悪い印象はつかないでしょう。
私は自分に自信がなく声も小さい(マスク着用でさらに聞き取りにくい為)ので、前日にカラオケで声出し練習しました笑
なんの参考にならなかったらすみません。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
転職活動の実際①
今回は、私がどんな感じで転職活動を行ったかを記録させていただきます。
-まず初めに12月、上司に退職をしたい旨を伝えたが、考えてみてくれと言われ退職の話が流れそうになる。
-じっくり考えたが、意思は固く2月に退職届を提出。(のちにその意思は、結構勢いで決めてしまっていたことに気づく。)
-2月下旬、ハローワークにて求職者登録。
求人検索、求職相談をし、若い人は転職サイトと並行して求職活動することをオススメされる。
-ハローワークの資料をもとに、履歴書と職務経歴書を作成するが、希望業界・職種、転職の軸が無く、全く書けない。
(自分の市場価値が見出せなくなり、自暴自棄になる。)
-4月、転職エージェントサービスを利用するが、コロナの影響でサービスは機能せず。
-4月15日に退職してから約1ヶ月は喪失感や、不安感にさいなまれ、何も手につかず。
-5月、このままではさすがにヤバいと感じ、とりあえず転職サイトアプリを大量にインストールし、地元企業を中心に5社応募する。
-6月〜7月上旬、うち3社から連絡がきて、書類送付と面接を受ける。
-7月上旬、第一志望の企業から内定をもらう。残りの2社は選考辞退。
大まかな流れとしてはこんな感じでした。
退職してから内定までは、約3ヶ月で内定。
転職活動を始めてからは、約4ヶ月かかりました。
当初の予定では、退職前に次の仕事を見つけることが目標でしたが、そう上手くはいきませんでした。
1番時間がかかるのが、自己分析。
これまでの自分を振り返る時間がとても憂鬱で、かなりの時間を費やしました。
新卒時とは全く違い、これまでの職歴やなぜ転職するのかなど、思った以上に時間がかかりました。
「転職活動の実際②」へつづく。
再スタート
わたくしごとではありますが、転職先が決まりました。
予定では8月からの勤務です。
自分でも信じられないですが、
大手の上場企業に内定を頂きました。
4月15日に前職を退職し、
「さぁ、もう甘えていられない。本腰入れろ!」
と自分を鼓舞した矢先の緊急事態宣言。
転職エージェントは機能せず、正直なにもかも不安でいっぱいでした。
同時に無職になった喪失感や、家に居ることへの罪悪感、周りの人の目が怖かった。
しかし今思えば、この自粛期間で自然と自分を見つめ直す時間が増えて、企業研究や面接対策の時間をじっくり取れた気がします。
昨日、第1志望の企業の最終面接を受け、今日の10時に内定の電話を頂きました。
まずは一安心、肩の荷が下りました。
さて、私は前職を退職してからブクブクと太り、スーツはパツパツ、ウエストもギリギリの状態で転職活動をしておりました。
仕事を始めれば、多少は体重も落ちるだろうけど、このままではマズいと思い、少し前からランニングや、筋トレを始めている。
今日も午後に、久々のランニング。
ランニングしながら今までの事を考えていた。
社会人を舐めていたこと、自分の考えが甘かったということ、自分はちっぽけな存在だったということ………。
大きな間違いは、就職がゴールだと思っていたこと。
先のことなんて全然考えていなかった。
語るとキリがないので多くは語りませんが、今考えなければならないのは、ここはゴールじゃない、スタートラインだということ。
8月に良いスタートダッシュを切れるようにすること。
いつも読んで頂きありがとうございます。
次回は「転職活動の実際」について書こうと思っております。よかったらまた読んで下さい。