大学時代
Fラン大学というコンプレックスを抱えながら大学生活を送っていた。
しかし入学後、著名な講師や充実した留学プログラムに長けていた大学のため、次第にコンプレックスはなくなった。
教師になる為に、教職課程を受講しながら、スポーツ科の授業も受講する。私にはハードだった。2時間かけて通学し、予習と復習。それと、飲食店でアルバイトも始めた。
教職課程は2年の前期で辞めた。私には教師なんて向いていないと思ったが、それは言い訳でしかなかった。勉強するのが嫌になったからだ。それもそのはず、これまで、受験に向けた勉強など、勉強という勉強をしてこなかったからだ。
それから、新たな目標ができた。
留学がしたい!
通っていた大学は、1年間のアメリカ留学制度があり、それに参加したいと思い、親に話したら、即反対。
しかし、留学熱はおさまらず、1年の時にアルバイトで貯めたお金で、1ヶ月のイギリス短期留学に参加した。
留学はかなり楽しく、語学はそこまで上達はしないが、自分の中で小さな自信ができた。
イギリスから帰ってきて、新しいアルバイトを始めた。以前は飲食店だったが、スポーツに直結したアルバイトをと探したところ、自宅近くにプール監視員の求人を見つけた。
面接をし、その場採用。
ここから、楽しいアルバイト生活が始まる。
アルバイト生活は後日また話そう。
楽しいアルバイトをしながら、学業と、卒論と、就活と、大学4年間はあっという間だった。