アムウェイに勧誘された話②
いつも読んで頂きありがとうございます。
今回は前回記事の続きになります。
一番最初のお誘いから約1年後、私は仕事終わりにRちゃんの家へご飯を食べにお邪魔した。
当時、Rちゃんは実家を出て一人暮らしを始めたと聞いていた。
驚いたことに、Rちゃんのアパートは、私の家から車で3分ほどのところに。そして、Rちゃんの職場は、以前勤めていた病院を辞め、今は私の家の隣にあるデイサービスに勤めているとのこと。
ご飯を食べ終わり、お互いの将来の話になった。今後どうなりたいかや、死ぬまでに行きたいところや、スケールの大きい話だったかな。
このあたりから、Rちゃんの話の熱量が半端なかったのを覚えている。だがこれはまだ序盤。詳しくは覚えてないが、ことの発端はたしかRちゃんのこの一言。
〈ここからは会話形式でお送りします。〉
R「私、今のデイサービスの仕事は週3日のパートだよ!」
私「えっ??看護師とはいえ、なんで一人暮らしできんの??それも、そこそこ良いアパートだし、、、」
R「知りたい?本当に知りたい?」
私「知りたい、知りたい!」
Rちゃんは隣の部屋から、いわゆる「デモキット」なるものを運んできた。
そこから、2時間にわたるアムウェイの製品紹介、デモ、アムウェイビジネスの仕組みの説明という洗脳が始まった。
R「私は今、アムウェイの収入があるからこうゆう生活ができてるの!一緒に頑張ってみない?」
私「ほぉ、、、上手くいけば、これはすごいビジネスだね!」
R「私は彼氏からの誘いで始めたんだけど、このやり方(友達を家に招き入れ勧誘すること)をする為に、お互い一人暮らししてるの」
R「M(小中の友達)も今やってるし、話すのが苦手なら私が全面バックアップするよ!」
R「皆で頑張って、夢を実現しよう!」
私はその場でアムウェイに登録をした。
このビジネスが、人生の希望に見えてしまった。
帰り際に「女性の人生」と書かれたDVDを渡され、次会う時までに夢リストを作ってきてねと一言。
アムウェイに勧誘された話③につづく。
(②で完結予定でしたが、思った以上に内容量があり、振り返ると面白かったので、続けて書かせて頂きます)