社会人1年目

1年目は、不安ではあったが、楽しみでもあった。案の定、配属先はアルバイト先。

アルバイトから、社員になった為、人間関係の構築は容易であり、早く仕事を覚えて、誰よりも働いて、誰よりも早く一人前になって、昇進する！と、意気込んでいた。

同時に、数少ない新卒者(全国で9名のうちの1人)なのか、上からのプレッシャーも感じていた。

残念だったのが、尊敬していた社員さん2人が、異動と産休でいなかったこと。寂しかった。

だけど、戻ってくる頃に、一人前になってやろうと思った。

わからないことは、すぐに確認する。人に聞く。やる事のリストを作り、順位付けして仕事に取り組む。帰ったら、今日やった事の復習と、明日やる事をまとめる。

新入社員研修で学んだ事を持ち帰り、ひたすら真面目に仕事した。残業も入社3ヶ月にして、50時間程した。

アルバイトの為になるのであれば、自分が今後楽に仕事を回せるのであれば、と思い、マニュアルを作成したり、一人一人に声を掛けて、良い環境作りに努めた。

一年目は働いた対価として、お金がもらえる、その事が嬉しかったであろう。「元気が1番の新入社員」として、頑張った。